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SOUDAN (相談)について

相談の申し込みはこちら

有楽町アートアーバニズム(YAU)の一環で、国際ビル地下1FにYAU COUNTERができます。
YAU COUNTERは、プロジェクト全体の案内所・受付の役割と、相談所の役割があります。
 
相談所は以下より予約することを推奨しますが、時間によってはふらりと立ち寄っても大丈夫です。また、自分が相談をするだけではなく、人の相談を聞いて一緒に考えてみたいという人も歓迎です。日によって相談テーマを決めたり、ゲスト相談員が得意な分野を集中的に話し合ったり、という回もあります。
 
 
 
徒然:
YAUは後半にさしかかっています。相談所もゲストのいる日は、いろんな立場・職業・世代の人が相談にやってきます。同時に、複数の会話が、同じ場所でなされている。こういう風景の中にいること自体がずいぶん久しぶりだったように感じます。アイデアをポンと投げてみる場所、専門知を共有する場所、人の話をなんとなく聞ける場所、相談に乗っていたがいつの間にか相談をしていた場所として、相談所は極めて地味に、雑多に、あっけらかんと胎動しています。相談って、するのもされるのも、意外と難しい。今後は、西原珉さんに、「相談を受ける側のセルフケア」を学んだり、アートトランスレーターの田村かのこさんとオープンデスクがてら話したり、「猫のやりかた」という3人組の企画があったり、子育てと制作の両立について話すワークショップがあったり(これはクローズドよりのイベント)、果てはYAU全体の振り返り&今後どうするを考える会をしたりと、変わらず淡々と、しかし強力に、やっていきます。遊びに来てください。
 
 
つぎの相談:
 
毎週月/水 13:00- 18:00 J田村かのこ、Z長谷川新、S森純平「日常編」2022/4/8 6:462022/5/9 6:57
 
これまでの相談:
2/19(土)20(日)うらあやか【オープンデスク】RADIO2022/2/6 13:062022/4/20 7:52
 
3/1(火)3/2(水)3/3(木)宮路雅行 【インストーラー白書】2022/2/6 13:142022/4/20 7:53🥰3/10(木)、3/11(金)西原珉2022/2/17 15:342022/4/12 14:544/28 5/12プロジェクトお悩み処〈猫のやりかた〉2022/4/8 6:502022/9/8 7:15
 
 
ABOUT

なぜ、SOUDAN(相談)なのか

アーティストはたった一人で孤独に作品を作るのでしょうか。そういう場合もあるでしょうが、それだけが唯一の「アーティストのやっていき方」ではないはずです。展覧会の始まる前から、そして終わった後も、さまざまな人との協働があります。まだ固まってないアイデアを口にしてみること、具体的な技術的相談、機材や場所や運搬手段の話、ちょっとした専門知の共有、プロジェクトへのお誘い、悩みの打ち明けーーこれらをひとまず「SOUDAN(相談)」といってみます。
「SOUDAN」という視点から考えてみると、たとえばアーティストとキュレーターの関係は、たんに「展覧会に呼ぶ/呼ばれる」といった関係にとどまらない、ということに気づかされます。あるいは、「全ての情報が確定してから専門家に依頼する」という「雇用」や「契約」や「発注」といった関係性とは少し違うダイナミズムが垣間見えてきます。
とくに、若い学生や、卒業したばかりの駆け出しのアーティストは、自分のアイデアを実現するために、あるいはもっと深くおおらかに思考を進めるために、誰かと話してみること、相談をしてみることは大切な(とても楽しい)機会になるはずです。
YAUでは、「展覧会の鑑賞」だけにとどまらない、「アートをやる」息遣いを感じる場にしたいと思っています。というわけで、相談所です。
 
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概要:
有楽町アートアーバニズム(YAU)の一環で、国際ビル地下1FにYAU COUNTERがあります。YAU COUNTERは、プロジェクト全体の案内所・受付の役割と、相談所の役割をもっています。
 
🤹‍♀️
相談したい:
  • また、相談内容は、「人に聞かれても良い内容」に限ります。
  • SOUDAN(相談)は以下より予約することを推奨しますが、ふらりと立ち寄っても大丈夫です。
  • また、自分が相談をするだけではなく、人の相談を聞いて一緒に考えてみたいという人も歓迎です。
  • 原則、ひとり30分とします。
  • もし個別に、深刻な相談がある、という場合は専門家をご紹介するなどの対応を行います。
  • 日によって相談テーマを決めたり、ゲスト相談員が得意な分野を集中的に話し合ったり、という回もあります。
 
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行きたい:
〒100-0005 東京都千代田区丸の内3丁目1−1 国際ビル B1F 

SOUDAN(相談)への行き方

 
〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-1-1 国際ビル 地下1F 丸の内 タニタ食堂隣 JR有楽町駅「国際フォーラム口」から徒歩3分、東京メトロ有楽町駅「D1出口」から徒歩30秒
 
🙋
相談員

C 猫のやかた(青木彬・五藤真・中田一会)

青木彬 インディペンデント・キュレーター/一般社団法人藝と/猫のやりかた 1989年生まれ。東京都出身。首都大学東京インダストリアルアートコース卒業。 アートを「よりよく生きるための術」と捉え、アーティストや企業、自治体と協同して様々なアートプロジェクトを企画している。これまでの活動に、まちを学びの場に見立てる「ファンタジア!ファンタジア!─生き方がかたちになったまち─」ディレクター (2018年〜、墨田区)などがある。
五藤真 株式会社countroom代表取締役/ゲッコーパレードメンバー/鳥公園お盆部/NPO法人国際舞台芸術交流センター理事/一般社団法人ベンチ監事/猫のやりかた 1985年生まれ。2014年から会計フリーランスとして複数の非営利団体、芸術文化団体に従事。2018年、「表現と文化のためのバックオフィス」を掲げる株式会社countroomを設立。個々人が各現場に赴き事務をサポートするスタイルを軸として、表現する人が安心して活動できる状況を創造すべく活動を続けている。
中田一会 コミュニケーションプランナー/株式会社きてん企画室代表/マガジンハウス〈こここ〉編集長/猫のやりかた 1984年生まれ。武蔵野美術大学芸術文化学科卒業後、出版社、デザイン企業、文化財団で広報PR・編集等を担当。2018年に独立し、個人事務所「きてん企画室」を設立。文化・デザイン・ものづくり分野を中心に、戦略設計から企画制作までを幅広く担当。2021年4月、ウェブマガジン「こここ」を創刊。「個と個で一緒にできること」を合言葉に、福祉をたずねるクリエイティブマガジンの編集長も務めている。

F 宮路雅行

展示技術者/アートインストーラー
もとHelutrans香港正社員。香港時代はアートバーゼル香港やメガギャラリーで働きながらアートハンドリングの技術を習得。退職後は世界を転々としながら色々な海外現場で技術を磨く。2020年はシドニービエンナーレの映像音響機器チームにShort Stay Specialist visaを用いて配属される。造作からシステムまで幅広い技術を活かしながら展示プランの相談を受け続けている。最近では製作プランの段階での相談も時々。

I うらあやか

アーティスト
1992年神奈川県生まれ。2015年武蔵野美術大学油絵学科卒業。相反する物事を反転若しくは攪拌する装置としての作品を目指す。観客との協働によって成立させる参加型パフォーマンス作品を多く制作する。作品形態のひとつとして、展覧会やイベントの企画にも取り組む。最近の個展に「私はそれをダンスの素子と名付ける」(2019年、広島芸術センター、広島)、ソロパフォーマンスに「おどる墓石 その2/(ちぎれたみみず)(筒のような身体)」(2019年、blanClass、神奈川)、小さなパフォーマンス:展覧会の中のお店「METAMORPHOSES」(2020年、ワタリウム美術館、東京)、グループ展に「引込線/放射線」(2019年、埼玉、東京、神奈川など首都圏各所で展開)などがある。2019年より東京造形大学学生自主創造センター「CSLAB」管理人を務める。美術関係者の女性たちのネットワーク「female artist meeting」の企画運営を都賀めぐみと共に行なう。
ウェブサイト:
Instagram /Twitter:@urayaka

J 田村かのこ

Art Translators Collective代表
アートトランスレーター。アート専門の翻訳・通訳者の活動団体「Art Translators Collective
」代表。人と文化と言葉の間に立つ媒介者として翻訳の可能性を探りながら、それぞれの場と内容に応じたクリエイティブな対話のあり方を提案している。アーティスト・イン・レジデンスPARADISE AIRメディエーター、NPO法人芸術公社所属。

N 山川陸

1990年生まれ。建築家。一級建築士事務所山川陸設計 主宰。主な活動・作品に、コレクティブ/フェスティバル『Whenever Wherever Festival』(2018-)の会場構成・企画運営、『Sand (a)isles』(Festival / Tokyo19・2019)、『三度、参る』(豊岡演劇祭2020フリンジ・2020)、アートマネジメント人材育成事業『都市と芸術の応答体』プログラムマネージャー(2020-)、福祉施設との作品鑑賞についてのデザインリサーチ「劇場をつくるラボ」ディレクター(2020-)など。都市フィールドワークを基点にした企画・設計・制作を行い、国内外の作家と協働を重ねる。

O 西原珉

インディペンデントキュレーター
1990年代までライター、評論、キュレーションで活動した後、渡米。アートマネージメントをしつつ、ロサンゼルスの福祉事務所でソーシャルワーカー兼メンタルヘルスセラピストとして働く。個人・グループ対象に認知行動療法、危機介入、家族療法、芸術療法、遊戯療法を含むセラピー全般を行うほか、低所得者住宅、DVシェルター、シニアホーム、コミュニティセンターなどでソーシャルワークとしてのアートプロジェクトを企画実施。2021年より秋田公立美術大学教授(曽根博美)。米国カリフォルニア州臨床心理療法士免許(LMFT no.112320)

S 森純平

建築家、PARADISE AIRディレクター
1985年生まれ。東京藝術大学建築科大学院修了。建築から時間を考え続け、舞台美術、展示、まちづくり等、状況を生み出す現場に身を置きつづける。2013年より千葉県松戸を拠点にアーティスト・イン・レジデンス「PARADISE AIR」を設立。今まで300組以上のアーティストが街に滞在している。主な活動に遠野オフキャンパス (2015年-)、「八戸市新美術館設計(共同設計=西澤徹夫、浅子佳英)」(2021年)、東京藝術大学美術学部建築科助教(2017年-)。たいけん美じゅつ場VIVA基本設計/ディレクター(2019年-)等。

U 中島りか

アーティスト。1995年愛知県生まれ。ロンドン芸術大学チェルシー・カレッジ・オブ・アーツで現代美術を学び、2018年に卒業。2019年に東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科に入学し、2020年に休学(2022年4月より復学を予定)。中島の作品は、公的なものと私的なものの間の非二元的な関係を探るサイトスペシフィックなインスタレーションから、パフォーマンスや都市空間へのパブリックな介入まで、複数の形態をとる。近年では自主企画のイベント・展示など、作家としてのキュレーション活動やデザインを学びながら、自主的に発信していく作家の形態を模索する。ウェブサイト:https://www.rikanakashima.com/
 

Z 長谷川新

インディペンデントキュレーター。1988年生まれ。京都大学総合人間学部卒の文化人類学専攻。お仕事内容は以下Webサイト参照 robarting.com 。国際美術評論家連盟会員、国立民族学博物館共同研究員、日本建築学会書評委員、日本写真芸術専門学校講師、PARADISE AIR ゲストキュレーターなど。最近だと、三菱商事アート・ゲート・プログラムの「ブレイクスルー」メンター。
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これまでの相談所(SNZ/シノバズ)

 
SNZ(シノバズ)は、若手アーティストが直面するさまざまな困りごとについて考える相談員のネットワーク。制作のことや気になることを内容の大小粗密にかかわらず気軽に相談できる場所をつくるため、森純平、長谷川新、山川陸を中心に2021年より活動。以降、美術大学や展覧会を中心に、各地を訪問しながら、アドバイスをしたり、ともに考えたりしている。
 
すいどーばた美術学院
名古屋造形大学
秋田公立美術大学
The Fifth Floor
 
 
🤹‍♀️
助成:
東京藝大「I LOVE YOU」プロジェクト